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【購入準備編 第5話】物件価格以外にかかるお金(諸費用・引っ越し・家具)完全ガイド

不動産基礎知識

【購入準備編 第5話】物件価格以外にかかるお金(諸費用・引っ越し・家具)完全ガイド




はじめに|「物件価格=必要なお金」ではない!


マイホーム購入で見落としがちなのが、物件価格以外にかかるお金です。

実際には「諸費用・引っ越し費用・家具家電代」などが必要で、物件価格の5〜10%程度を目安に準備しておくことが大切です。

この記事では、具体的にどんな費用がかかるのかを解説します。






1. 諸費用(購入時に必ず必要なお金)


  • ・契約書に貼る印紙代(数千円〜数万円)


  • ・登記費用(登録免許税+司法書士報酬):20〜50万円程度


  • ・住宅ローン事務手数料:金融機関によって3〜30万円


  • ・火災保険・地震保険:10〜30万円(沖縄は台風リスクが高いため保険料がやや高め)

合計で物件価格の5〜7%程度が目安。






2. 引っ越し費用


  • ・引っ越し会社への費用(距離・荷物量で変動)


  • ・沖縄では「本島内移動」と「離島から移住」で金額が大きく変わる


  • ・繁忙期(3月・8月)は料金が高騰するため要注意

平均:10〜20万円(本島内)、離島からだと30万円以上になることも。






3. 家具・家電の買い替え費用


  • ◯新居に合わせて購入が必要になるもの

    • ・カーテン・照明・エアコン


    • ・冷蔵庫・洗濯機などの大型家電


    • ・ダイニングテーブル・ソファ


  • →まとめて買うと100万円近くかかるケースも

「入居前キャンペーン」や「モデルルーム家具付き物件」を利用するのも節約のコツ。






4. 入居後にかかる維持費も忘れずに


  • ・固定資産税(毎年1〜2月に納付)


  • ・修繕積立やリフォーム費用


  • ・マンションの場合は管理費・修繕積立金





沖縄ならではの注意点


  • ◯台風対策費用:シャッターや防風ネットの設置費


  • ◯塩害対策費用:エアコンや外壁塗装のメンテ周期が本土より早い



  • →これらを含めると、長期的には本土より維持費が高くなりやすい





まとめ


  • ・物件価格以外に「諸費用・引っ越し費用・家具家電代」で数十万〜100万円以上かかる


  • ・沖縄特有の「台風・塩害対策」も想定しておくことが大切


  • ・購入予算は「物件価格+10%」を目安に考えると安心





次回予告


第6話は 「固定資産税はいくら?計算方法と節税のコツ」 を解説します!



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