第18話:「固定資産税・住宅ローン控除の基本」
第18話:「固定資産税・住宅ローン控除の基本」
― 家を買ったあとにかかるお金と、お得な制度 ―
こんにちは、ピタットハウス宜野湾店です!
今回は、家を買ったあとの「固定資産税」や「住宅ローン控除」の話。
内覧のときは物件ばっかり見ちゃいますが、実際に住み始めてからかかるお金のことも、早めに知っておいた方が安心です。
■固定資産税ってどれくらい?
まず、毎年かかるのが固定資産税。
簡単に言うと「土地と建物の所有者にかかる税金」です。
金額は物件によって違いますが、那覇・浦添・宜野湾あたりの建売だと、おおよそ年10万円〜15万円前後が多いです。
最初の1〜3年間は「新築住宅の減額制度」があって、建物部分の固定資産税が半額になるので、そこはちょっと安心できます。
※ただ、土地の部分は減額がないので注意です。
■住宅ローン控除って何?
住宅ローン控除は、毎年払ってる所得税や住民税から、一部が戻ってくる制度。
ざっくり言うと、年末時点の住宅ローン残高の0.7%が、最大13年間戻ってきます。
例えばローン残高が3,000万円なら、約21万円が翌年の税金から控除される計算。
控除を受けるには、購入翌年の確定申告が必要なので忘れずに。
会社員でも、この申告をしないと控除が受けられません。
確定申告は意外と簡単で、今はネットで入力できるので、そこまで難しくないです。
■僕がいつも伝えてること
建物の保証や引越し準備ばかりに気を取られて、この固定資産税やローン控除を後回しにすると、意外と損することがあるんです。
特に住宅ローン控除は、購入1年目に申告しないとその年の分が受けられないので、引渡しのときに「申告の案内書ももらえるか確認」しておくと安心です。
あと、固定資産税の納付書は毎年4月〜6月頃に届きます。
うっかり口座残高不足にしないよう、余裕をもって資金計画を組んでおくのがベストです。
■次回予告:「住み始めてから気づく建売住宅の意外な落とし穴」
第19話は、実際に住んでみて「ここ気になる…」と感じることをまとめます。
収納の使い勝手や駐車場の出し入れ、洗濯物の干し方まで、スタッフ目線でリアルにお伝えします!
気になってる建売があれば、その物件の固定資産税の目安もお調べできますので、気軽に声かけてくださいね。
暮らし始めてからの負担も含めて、安心できる家選びをしていきましょう。